ドラス倶楽部 #23 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 12月 04, 2024 ジュンさんにおねだりして貰ったブッシープレコです。夜行性で朝起きたら水槽が少しずつ綺麗になっています。スポットがなかなか綺麗で気に入っております。 とりあえず45レギュラー水槽に1週間入れときますとご覧の通り〜 珪藻緑藻系と相性バツグンでみるみるクリアに。その反面めちゃんこクソします、ちくしょうプッシープレコめ。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
ドラス飼育の壁 - 12月 31, 2023 ドラスを飼育している際のトラブルとその対処法について。大型ドラス(20cmを超えるような種類)や遊泳系のドラス(ハッサー、ネマドラス、オサンコラなど)の飼育経験はほぼないので小型トーキング系についてを中心にまとめます。飼育されている方でこれ以上の対策があれば是非ご教授ください。これから飼育される方も予め知っておくことはアドになると思います。 今回はドラスの怪我や死骸など ショッキングな写真 を掲載しました。もちろん飼育者として恥ずべき写真であり、何よりドラスに対して申し訳ないです。それでも掲載する理由は汲み取っていただければと思います。 〈目次〉(押しても飛べません) 1.擦れ 2.飛び出し 3.衝突 4.痩せ・拒食 5.肥満・食べ過ぎ 1.擦れ 示したところが白くなっています。目に見えるほどの健康被害は出ませんが、これは軽い擦れの症状です。特にアンブリドラスに見られます。ドラス自体が隙間を好むためある程度の擦れは仕方ありませんが注意すべきと感じます。 強く擦れ続けると写真の1番上のようになります。擦り傷を負う(写真上)→かさぶたのようなものが覆う(写真中央)→治りかける(写真下)→また擦る(写真上)と繰り返します。当個体は砂に潜るとき、水槽のガラスと接触し続けたことが原因になりました。ガラスなど何も凹凸がない素材でも場合によっては怪我をします。 擦れは何も皮膚だけではありません。写真左上は目が擦れた個体で、砂に潜ったときにオレンジの土管で擦ったようです。一年経ちますがまだ写真左下の状態で完治していません。一般に、水換えをこまめに行い、水を新しく保つと治りが早いといわれます。 写真右上はヒゲが切れた個体です。原因として、少し擦れたところに細菌が入り込み、そのせいで切れてしまったということが挙げられます。コリドラスなどでもあるようで、完全に切れたり、カクッと折れたり、枝分かれしたりと様々です。写真の個体は一ヶ月足らずで完治しました。 対処法 シンプルな砂地を広く取るレイアウトに変更したり、水槽を大きくすることを勧めます。シェルターを用意しても、潜砂が好きな個体はシェルターを使わず砂に潜り続け、結果的に擦り傷を増やし続けることになり、空振りで終わることが多いです。 2.飛び出し ドラスは飛び出し気質ではありません。ただ、飛び出しで死なせた経験がある... さらに読む
ドラス倶楽部 #22 - 11月 25, 2024 第5回アクアトーキングレビュー(ATR)に参加してきました。 会場である大阪動植物海洋専門学校のウェルカム水槽withひろぴー先生ピクチャー アクアトーキングレビューについて こちら で詳しくご覧になれます。簡単に説明するとアクア好きが集まって、アクアな講義を聞きながら、一日中ワイワイするイベントです。第五回の主役はウツボに首っ丈の大森尚也氏&いにしえのジャパニーズホームアクアリスト山田充哉氏でした。 前半戦は大森氏によるウツボの繁殖と飼育について。 目の前で本命を後輩に寝取られ唖然とするウツボ♂ 社会に潜む研究者、なんと会社員の傍ら休日を利用して足繁く海に通い博士号取得まで修められたというから驚きです。さながら寄生獣、というかそれ以上の潜伏… 詳しくはイベントをリアタイした人の特権として、印象的だったのは半端ない計画性と恋心です。ウツボの繁殖行動を見るために個体を絞り時期を絞り場所を絞り、ジリジリと追い詰め、最終的には卵を産む決定的瞬間を目撃するために夜の水族館に張り付いたとのこと。その執念とも呼べる行動力には脱帽です。内容に加えて卵巣で満たされたウツボ3種盛りの写真スライドとか、KISSしたまま昇天して行くウツボ夫婦の初夜動画とか、衝撃資料もてんこ盛りでした。 飼育編ではアクアリストとしての一面を垣間見ました。ウツボを飼う大森氏、ウツボを獲る大森雨、そしてウツボとシングルベッドで2人の大森氏。うーむ、クールに淡々と喋っていたので気づきませんでしたが、今思い出すとやはりド変態でしたね。アッツアツの血がこちらにもドクドク入ってくる、そんなお話でした。 熱意に影響されたのか(どうかはわかりませんが)ウツボプレゼントタイムでは10匹以上が欲しい!という方に渡っていきました。ウツボ飼いたい人そんなおんねや… 最後に大森氏の言葉を借りまして、「ウツボは古代魚である」。(なんとウツボはアロワナに次ぐ古代魚。汽水魚でもその他の魚でもありません!) 袋とじ付録のようにtanakay氏の写真を浴びながら… 後半戦は山田充哉氏による日本のアクアリウムの歴史について。 いにしえのJapanese home aquariumを求めて、アクアリウムの歴史を包括的にお話してくださいしまた。冒頭に「私がモノを見る視点を皆さんと共有したい」と私も常に意識し... さらに読む
メガロドラス属検索 - 9月 02, 2023 メガロドラス属 Megalodoras Eigenmann, 1925 についてまとめました。新しくQRコードを導入してみましたが、カッコよくてお気に入りです〜★ また、今回初めて比較図を作成してみました。わかりやすいと思っていただければ幸いです。 メガロドラスはギリシャ語のメガ「大きい」とドラス「皮膚」が由来となっています。ブラジルでは Cuiú cuiú amarelo (クゥクゥ鳴く黄色いヤツ)、ガイアナでは Key-way-mamma (カタツムリの母)、ペルーでは Piro (すぐ逃げるヤツ?)などと呼ばれ、食用魚として流通します。日本では観賞魚として流通し、大型水槽の掃除役としてわりかし人気があります。ボドワードやオキシドラスと一緒に水槽の隅でパンパンに太って転がっていることが多いです。皆さんはそんな残念な境遇におかれてしまったドラスたちに両手を合わせ、自分の手元の個体だけでもカッコよく育てあげましょう。 Megalodoras guayoensis (Ferández-Yépez, 1968) オリノコ川に分布するメガロドラスのなかまで、全体的に色素が薄いのが特徴です。写真が少なく、おそらく日本未入荷のドラスです。 Megalodoras uranoscopus (Eigenmann & Eigenmann, 1888) ブラジル広域に分布するメガロドラスのなかまで、日本で流通するメガロドラスは本種にあたります。変異に富み、生息地によって体色、顔、体つきが異なります。ブラジル産の小綺麗な個体はホプロドラスのインボイスネームで流通することがありますが、現状の分類体系では区別しません。 Megalodoras sp. Xingu シングー川の上流域固有のメガロドラスの未記載種群です。ブラジルのベロモンテ周辺の急流が M.uranoscopus と生殖隔離を起こしている可能性が示唆されています。未記載種であるものの、稜鱗の数や体色において上記2種と明らかに差があり、研究者にも認知されているので掲載しておきました。本種は過去にシングー川産メガロドラス(シングー産といってもほぼ M.uranoscopus 。たま〜に本種のときがあった。)やその混じりとして入荷例がありましたが、流通は極めて稀です。 Reference Mark S... さらに読む
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