ドラス倶楽部 #38

山からタラタラ〜っと水が流れておるんですが、
その流れの途中に枯れた木が倒れておりまして、
そのせいでちょっとした水たまりがあります。

その水たまりは全く人が来ないもんですから、
チョイと覗くと
まぁ色々な魚がおるわけです。

覚えている範囲ですと
パカモン、ピクタスキャット、アカンソドラス、ヘミドラス、カリナータスドラス
でしょうか。
不思議とナマズ以外の魚はいなかったと記憶しております。

ただ魚もバカでありませんから、
こちらがあまりに覗くと
泳いでどこかに行ってしまうのです。

それでいて底には泥が溜まっておりましたから
一度かき混ぜてしまうと
砂埃が舞ってしまい
落ち着くまで時間がかかります。

ですから私たちは
ささっと近寄って
魚が油断している間に、逃げてしまう前に、
タモ網ですっと掬い上げ、
それから水たまりからは離れて
魚と砂埃の両方が落ち着くのを待ち、
改めてまた掬うというのがよろしいようで。

そうこうしている間に、こちらも要領を掴むと
ひと網で五、六匹は入るようになります。

相手はナマズですから
ぼーっとしている時を狙って
網に入れるのですが
捕まると、流石のナマズたちも気づくようで。
そこからはできるだけ早く引き上げないと
取り逃がしてしまいます。

取れた魚は網から引き上げて、
水を溜めた虫籠に入れておきます。
言い忘れておりましたが、
魚は履いていたサンダルほどの大きさはありました。

一通り掬い終えて
虫籠を見てみますと
魚の顔つきや色というのが
普段水槽で泳いでおるのととは
一線を画すといいますか
わかりやすく言うと、とても感動したのであります。


以上、昨晩の夢日記だお(夢オチ)

ダッセダッセーー!プシューー!

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